寒冷紗とは?使う意味は?固定方法はどうする?

園芸をやっていれば一度は耳にする言葉、寒冷紗。
かんれいしゃ?何じゃそりゃ?
ホームセンターで見てみると、薄い布です。
何だか硬いガーゼって感じ。

用途としては遮光や防霜、防風など。
でも、隣に似たような品物があります。
「遮光ネット」。
おんなじような用途が書いてある・・・。

あと、不織布。これも似たような用途です。
そして近くにあるのは「防虫ネット」。

う〜ん、それぞれの意味と用途の違いって何なんでしょうね?


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寒冷紗とは何?特徴は?使う意味は?

寒冷紗は荒く織った布で、素材は綿、麻、化学繊維など多岐に渡ります。
建築など色々な用途に使われますが、農業の場合は主に遮光目的に使われることが多いようです。
作物によっては直射日光が苦手なものもありますからね。

使い方によっては虫除けにもできますし、霜避けにも使えます。
ホームセンターや通販で一巻き(1.8m×2m)1,000円から1,500円程度で売っています。

色は黒と白があり、黒は夏場の遮光や遮熱に、白は種を撒いた後や苗の植え付け後の日除け、害虫防止に使われます。
また遮光率も白と黒とで違います。

黒の方は遮光率が50%前後で夏場の強力な日差しを遮りたい場合や霜の防止などに使います。
白の方は遮光率が20%前後で、適度に日差しを遮ってくれます。

遮光率などは布目の詰まり方によっても異なります。
商品によって変わるので用途に合わせて選ぶことが大切です。
では次に、その具体的な使用方法に関してご説明します。

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寒冷紗の使い方は?固定方法は?

寒冷紗はビニルハウスでの日光調節や温度管理に使われます。
ビニルハウスの外側に張る場合はハウス内の温度上昇の防止に効果があります。

逆にハウスの内側に使うとハウス内の温度が上がります。
季節や作物の種類によって使い分けるようです。

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家庭菜園ではトンネル栽培に使われます。
畑に苗を植えた後、畝の間に支柱をアーチ状にしてトンネルを作ります。
高さは40〜50センチ程度に揃えます。

曲げた支柱の上から寒冷紗をかぶせ、根元には土をかけて固定します。
風で飛ぶのが心配ならば、寒冷紗の上から押さえ用の支柱をアーチ状に曲げて固定します。

押さえ用の支柱の根元は石などで固定します。
最後に寒冷紗を支柱の上や根元でピンチを使い固定すれば完成です。
たるみが出ないように注意しましょう。

ただし、寒冷紗は日差しを遮るだけでなく風もある程度遮ります。
通気性を重視したいならば遮光ネットのほうが良いでしょう。

寒冷紗や防虫ネット等の違いは何?それぞれの用途は?

寒冷紗は昔からある素材ですが、その後通気性が良いポリエチレンで作られたものがでてきました。
それが遮光ネットです。

遮光率は30%前後のものから80%程度まで様々です。
遮光ネットのほうが寒冷紗よりも耐久性が高く、価格も安くなっています。

寒冷紗はトンネル栽培で防虫目的に使われることもありますが、通気性が悪いのが難点で熱が篭もりがち。
その欠点を補っているのが防虫ネットです。

夏場に使うのであれば防虫ネットのほうが向いているでしょう。

不織布は遮光率が低く日光を通すので、種子や苗のべたがけに向いています。
逆に秋頃に防虫目的で使うと保温性のために虫が増えて
逆効果になることがあります。

種子、苗の植え付け後のべたがけ、保温と保湿→不織布
夏場の防虫→防虫ネット
観葉植物や果実の遮光→遮光ネット
トンネル栽培→寒冷紗

実際にはケースバイケースですが、おおまかにこんな感じ
で使うと覚えておくとよいでしょう。

まとめ

実際に家庭菜園やっていると、べたがけに不織布、虫には防虫ネットって感じでしょうか。
特に細かいことにこだわらなければ、寒冷紗も遮光ネットも防虫ネットも同じように使えます。

ただ寒冷紗が多少蒸れるかなという感じです。
個人的には化学繊維の方が扱いやすいですね。

アブラムシとかコナジラミを防除したいなら0.25mくらい
目が詰んでる防虫ネットでないと効果無いですよ。

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